artgymとトライトーン・アートラボに行ってみた
artgymとトライトーン・アートラボの両方の体験授業に行ってみました!
どちらも「よくみて描いてください」的な指導ではなく、色々テクニックを教えてくれるような場だと感じました。また、個人個人それぞれ目的があって来ているような雰囲気で色々なレベルの人がきているのかな?と感じました。
2つの比較をしてみます
artgym
【プラン】
月に1~4回の月謝制or回数券的なもので通えるなどプランが様々選べるのも魅力だと思いました。おおよそ1回ごと2500円~3000円かかるよう価格設定されていると思います。月々にテーマが決まっており、今月は色を意識するものでした。
【設備】
母体がお茶美なので設備的に充実してました。広さもそうですしモチーフも多いと思います。
行った際においてあったモチーフはホーローのコップ、紙風船、瓶とラムネ、ジョッキとドイツの旗、鳥のはく製、金魚鉢と蚊取り線香とスダレ、石膏像でした。それぞれのモチーフに対して1-2人程度で石膏像は人気があり4人くらいが描いていました。
【体験内容】
4人くらいが体験に来ていました。デキャンタを通して円柱の奥行のとり方やパースの仕組みなどを習い、同時に手を動かしていきました。最後10分程度自由にデッサンをしつつ、途中で指導が入りながらすすめていきました。
【その他】
お試しパックというプランで1回通常授業に参加してみました。2時間のデッサン中、指導に回って来てもらえた回数は3-4回程度でした。講評は「もっと色々指摘してほしいな」という物足りなさを少し感じました。
トライトーン・アートラボ
【プラン】毎週1日通う月謝制(12000円)、振り替えは特にできませんが、休んだ分指導内容もフォローするとのことでした。こちらも月々にテーマが決まっており、今月は石膏デッサンでした。(1か月で石膏デッサンを完成させるものです。)
【設備】
雑居ビルの1室のみなのでお茶美の半分くらいのスペースで行われています。行った際は石膏デッサンの日だったので、4つの石膏像が置かれ、それぞれに2-4人くらいで描いていました。
【体験内容】
まず代表の成冨先生と面接を行います。「プロ向けデッサンスクール」というだけあって何が目的でデッサンを習うのかの確認をします。もう一人の体験の方は「ここじゃなくて簡単なクロッキー会に参加するだけでもいいかもよ?」などとも言われていました。私も「パースを描きたいだけならデッサンが上手くなる必要もないけど、デッサンが上手くなれば基礎体力がつくし
何より絵において他のものに応用が一番きくね」という話もいただきました。面接内容が「濃い」です。
描いたものは自身の手でした。デッサンではなくクロッキーなので手を何ポーズか描くように指示されました。この手をかくことを通じて先生が「この人には何の技術が足りてないか」を見て、それに応じて今後なにを意識して描いたらいいかを指導されました。
【その他】
デッサン中は常に先生が誰かしらを指導する声が聞こえてきました。1か月で石膏像を完成させる月の途中で体験に行ったので、講評風景は見ることができませんでした。面接だけでも色々得られるので体験は行ってみて損は無いと思います。
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それぞれ良い点があるのでなやみます。artgymは入会的な概念は無く、トライトーン・アートラボは入会金6000円がかかりますが休会再入会に費用はかからないため、それぞれ自身の都合の良いように使い分けもありかもしれないな…なんて贅沢なことを考え始めています。
(そもそも家でデッサンできるようにするのが一番良いのでは…?)
継続履修とPDFシラバス
継続履修
2020年度はなにを履修しようかと、仕事中もずっと考えている。
2019年度は、美大だから西洋美術史やっちゃう??とか思って美術史系を3つ履修していたが、レポートを書くのが無理な人には到底できる科目ではなかった。
現時点で落としたことが確定している科目は
【コンピュータリテラシー Ⅱ】
【西洋美術史Ⅰ、Ⅱ】
【日本美術史】
【経済学】
【インテリアデザインⅠ】
【インテリアデザインⅡ】
【スペースデザイン論】
現在採点中の科目は
【工芸工業デザイン基礎Ⅱ】
レポートと科目試験で失敗(?)を食らいたくないので、
【西洋美術史Ⅰ、Ⅱ】
【日本美術史】
【経済学】
は来年度は履修しない。!!!!
【インテリアデザインⅠ】(4単位)
【インテリアデザインⅡ】(4単位)
【スペースデザイン論】(3単位)
は継続履修する。
特にインテリアデザインの2つは途中まで課題を出しているのでやりきる予定。スペースデザイン論は必修。
来年度履修については、継続履修の上記3科目(11単位分)と必修のスペースデザイン研究(3単位)は確定。あと26単位分をどの科目にしようかな。
とりあえず工芸工業デザイン基礎Ⅱの採点待ちで履修登録できないので、みっちり考えよう…。
PDFシラバス
「書面のシラバスの配布が希望者のみになり、シラバスの確認はWEB上で」というお達しが出たとき、
造形文化科目
┣レポート入門Ⅰ・Ⅱ
┣コンピューターリテラシーⅠ・Ⅱ
~
┗ワークショップ研究Ⅰ
造形総合科目
┣造形基礎Ⅰ~Ⅳ
┣デッサンⅠ・Ⅱ
~
┗デザインリサーチⅠ・Ⅱ
みたいにリンクになってまとまった見やすいものになるのかな!なんて期待していたのに、まさかのサラのPDF配布…!
この1年見返すことを考えるとこのままじゃ見づらい、無理、となったのでしおり(目次)を作成しました。AdobeCCをここで活かさないでどうする。
これで科目を選ぶのも楽になりそうだ。
さあて考えるぞ~
学費について
※今までといきなり口調がかわってます↓
通信美大は学費が285,000円/年 であり、美大として考えるととてもお得な感じがする。
通学の方は約1,900,000円/年かかるっぽいので、実際に安いかな。
ただ、自身のお財布状況を見ると、普通に日中働くマンとしてはどうも金の減りが早い。
浪費癖が日に日に加速しているのもあるが、なにか気になるな…ということで、通信美大に通うことで飛んで行っている費用を計算してみた。
※すべて年額で算出
大きく分けて3つかかる出費がある。
結論を先に言うと、専門卒で3年次編入スペースデザインコースの私の場合、
約581,000円/年でした。
一つずつまとめたのが下記の通り。
◆学費
先ほど述べた通り。
→285,000円
◆スクーリング代
取得している科目にもよる。
自身は通学制の建築系専門学校卒で、その卒業単位を使い3年次編入で本学に入学したため、卒業要件のスクーリング単位はすでに取得済み。
ただコース必修科目(下記●印科目)は受講しないと卒業ができないため、その科目に伴うスクーリングはおのずと出席しなければならない。
また、スクーリングに出席しその授業内で単位取得が完結する科目がある(下記★印科目)ので、なるべく楽に単位取得をするために受講したものもある。
私が該当しているスクーリング科目は下記のとおりで、それぞれ受講するのにカッコ内の金額を納入しなければならない。
[デッサンⅠ(¥13,000)] ←必修ではないが美大だし受けとこって思った🥰
[デッサンⅡ(¥13,000)] ←同上
[★美術入門 (¥8,000)]
[★デザイン入門 (¥8,000)]
[★レポート入門Ⅱ(¥8,000)]
[★コンピューターリテラシーⅠ(¥8,000)]
[インテリアデザインⅠ(¥26,000)] ←コース推奨科目だからとっとこ🥰
[インテリアデザインⅡ(¥26,000)] ←同上
[ ●工芸工業デザイン基礎Ⅰ(¥26,000)]
[ ●工芸工業デザイン基礎Ⅱ(¥26,000)]
[ ●スペースデザイン論(¥26,000)]
合計188,000円
そして、一度スクーリング申請で受講料を納入したものの、授業日に出席できず再度申請しなおして受講料を納入した科目が下記のとおり。
[デッサンⅠ(¥13,000)]
[デザイン入門 (¥8,000)]
[インテリアデザインⅠ(¥26,000)]
合計47,000円
スペースデザイン論に関しては今年の授業の出席を逃して(自己都合により休み、代替の日程を調査したところインテリアデザインと被る、という事故を起こして)しまった。
必修科目なので来年必ず受講しなければならないが、とりあえず来年の出費のため今回は計上しない。(26,000円)
なお現時点で工芸工業デザイン基礎ⅡとインテリアデザインⅠはまだ通信課題の方を提出できていない。
もし提出が期限内に間に合わないor不合格になった場合、来年もう一回遊べるドンしなければならないが、とりあえず来年の出費だから計上しないぞ!(計52,000円)
よってスクーリングとしての出費は下記の通り
→235,000円
◆そのほか雑費
デッサンのスクーリングのために、イーゼル(¥4,000)を買ったり画板(¥2,000)を買ったり…鉛筆とか模型材料とかいろいろ…(多分¥20,000くらい)
多分絵画系の学科よりは出費は少ないのかもしれないが、案外模型材料代が飛んでいく…。
レポートのために図書館で借りれなかった本を買ったり…(多分合計5,000円)
スクーリングの交通費…まだ都内に住んでいるため比較的安いほうかもしれない…(多分
合計30,000円)
→約61,000円
・・・・・・・
大学に通うということで増えた出費はもっとあるのかもしれないけど、今のところわかる範囲をまとめられた。
学費+スクーリング代+雑費の合計は
→約581,000円
年額だと給与からどれだけ飛んでいるかのイメージがわかりづらいので(私だけ?)、月額にすると
→約48,416円
でした。
デッサンⅠの授業でなんとなく甘いカルチャースクールみを感じてしまっていて少し萎えていたが、金額を把握してカルチャースクールどころじゃ無いなとなった(?)
この環境を使い切ろう…。
また、いままで何となくでしか把握できていなかったので、再計算できてよかった。
来年度は浪費を控え…ます!
【デッサンⅠ】スクーリング
今までまとまった内容の文を書こうと思っていましたが
頭の中がまとまっていない人がそんなの書けるわけがないということで開き直ります。↓
デッサンⅠについて
授業概要
・日程:1月24日~26日 3日間
・内容:鉛筆または木炭による人物デッサン(ヌードと着衣)
午前ヌード、午後着衣という時間配分
私は鉛筆デッサンで臨みましたので、用紙サイズはB2です。
生身のモデルを用いてのデッサンは初めてでしたので、15分デッサン→5分休憩のスケジュールに慣れるまで時間がかかりました。
先生から鉛筆のストロークについてや硬さの使い分け・明暗のとらえ方などを伺い、風景のデッサンⅡとは違う指導を受けられ良かったです。
授業、という限られた時間で必死に対象と向き合う体験は、非日常的でとても新鮮でした。
ただ…通信制ではない通学の美大入試を通過している学生は当然のようにできていることを大学在学期間に習っている、ということに少しモヤモヤしました。
目に見えているものを違和感なく書くことができる能力を身につけたいので、課題とは関係なく室内のクロッキーは続けていきたいですね…(遠い目)
【デッサンⅡ】スクーリング延期と事前課題
10月11,12,13日はデッサンⅡの授業の”予定”でした。
台風の影響で、もちろん延期です。
大学から授業延期の連絡
9日午前の時点で学校のスクーリング担当から電話で、延期のお知らせがあり、後日振り替えの日を連絡します、とのことでした。
11日に仕事から帰宅すると、学校から郵送で振り替え日程の通知が届いていました。
その後 MAUWebキャンパスを確認したところ、「・事務からの連絡が2件あります!」と通知が表示されていました。
通知の中身は郵送のもののPDFデータでした。
振り替えとその他の方法
振り替えの日程は11月8日(金)~10日(日)でしたので、私はどうにか参加できます・・・!
この日程に参加できる場合は、メールでスクーリング担当に連絡をする必要があるみたいです。
参加できない場合は、連絡をし授業料の返還を依頼するか、別の授業を履修する手続きができるそうです。ただし履修手続きができるのは通信課題を提出してない場合に限ります。
事前に通信課題を提出する授業なので、別の授業の履修手続きをできる人はあまりいなさそうですね。
スクーリング済インテリアⅠの事前通信課題はまだ提出できていませんが。
事前通信課題
課題内容は下記の通りです。
課題1-1
出題「自分の住む町をモチーフにクロッキーする。」3点
制作の条件
- B3又はF6~8号の薄手の紙(クロッキーブック等)
- 描画材が鉛筆またはコンテ等を使用
- モチーフは自分が住んでいる町の身近な風景とする
- 様々な場所や視点を変えて書いてみること
- 必ず20枚程度描くこと
課題1-2
出題「自分の住む町をモチーフにデッサン又は油彩(経験者のみ)を制作する。」1点
制作の条件
- デッサンの場合はB2画用紙又は木炭氏(MBM)とする。油彩の場合は15~20号キャンバスとする。
- 描画材は鉛筆か木炭、または油彩(経験のある者のみ)を使用
- モチーフは自分が住んでいる町の身近な風景とする
課題1-1は、、、すみません、、、課題をぎりぎりからはじめたため、3点しか描いていません。
課題1-2は、油彩の経験がなかったため鉛筆デッサンにしました。
日中に時間が確保できなかったためスマホで写真を撮り、自宅でPCに写真を表示させながら制作しました。本当は実際に風景を見ながら描かなければ意味がないですね…。
また、いろいろな道具を持っていなかったため、
- ターレンス メタルイーゼル ¥3,960 (amazon)
- B3のクロッキーブック ¥1,512 (amazon)
- B2の画用紙10枚 1,459 (楽天)
- ターレンス 画用液 フィキサチーフ ¥1,320 (amazon)
- 木製パネル シナベニヤパネル B2 ¥1,820 (amazon)
を10月になって慌てて購入しました。
スクーリングの度に、スクーリング費用(¥13,000 or ¥26,000)と材料道具代(¥3,000~¥10,000)が飛んでいきます。
今回初めて学校に課題を郵送しましたが、私よりも最寄りの郵便局の局員の方が手間取っていましたね。
丁度台風の手前で提出してしまったため、無事届いているのか不安です。
(授業が延期になりましたので、もう一度当日の持ち物を確認することを忘れないようにしないと…。)
【工芸工業デザイン基礎Ⅱ】スクーリング
9月21,22,23(土日月),27,28,29(金土日)は工芸工業デザイン基礎Ⅱの授業でした。
スクーリングは会社を休まなければならないのが、痛手です。
6日間授業の場合は土日×3にしてほしいと思いながら通学しています。
課題内容
スペースデザインコースはスクーリング事前の通信課題はありません。
とりあえず学校に行けばいいタイプの授業なので「事前...!課題...!終わらない....!」とならずに開始することができます。
課題は、食品・飲料専門展示会(FO●DEX)の企業ブースを作る というものでした。
概要
展示する食品:ポテトチップス
企業:カ●ビーまたは湖●屋
ブースサイズ:W9000 D9000 H6000(四方が通路)
製作するもの
企業調査、出展のテーマ、造形のテーマを示したプレゼンボード
図面(平面図、立面図、断面図)
内観外観スケッチ
スタディ模型
実際の作業
スケジュール
1日目AM:課題の説明・解説
1日目PM:各企業の調査
2日目:出展のテーマ、造形のテーマを決める
3日目:中間発表
(前半戦終了、平日を挟むので自宅作業もできる)
4,5日目:制作作業(途中でパースの描き方指導)
6日目:課題発表
3日目は朝の1時間しか出席できないことが確定していました。
その件を先生に相談したところ、中間発表免除&3日目の1時間で中途報告をするということになりました。
授業中のようす
- 企業調査ではインターネットでしか調べられない状態でしたが、教室にあるPCは3台...(受講者は10人)
- スケッチやスタディ模型など、作業は多いのに用意されているテーブルは各1台のみで狭い
- 通常は講師は1人だが、今年度は2人がついていた(引継ぎなどの都合らしい)
- 1人の講師は指導での指示内容が5時間で変わる(例:午前の指導内容を参照して実践したら、午後には”なんでそんなことしちゃったの?”と言われる)
- 他人の作業内容を見に行く人が4割くらい
- 7割が湖●屋を選定しており、ピックアップ商品もかなり被っていた
私自身のトラブルでは、画材をapplepencilにすると決めていたのに3日目に紛失したり、5日目に作業していた内容(psd,png,ai)がUSBメモリの不調で2回もデータ破損復旧不可状態になったり、、、等がありました。
最終発表は1人10分程度用意されており、その時間内で発表と先生からの質疑・講評が行われました。
だいたいみなさん時間オーバーしていました。
その後の通信課題等
発表の際にプレゼンシートも含め作成しましたが、当日の提出はありませんでした。
一度持ち帰って、授業内発表分課題+内観パース2図+外観パース2図をセットにして面接授業課題の単位となるそうです。
(結局授業後の通信課題みたいなものじゃん、、)
そして、別に授業後の通信課題があります。
今回発表したプレゼンシートを整理したものを提出すれば良いみたいです。
面接授業と通信課題で、どれだけ伸びたかも見られるそうです。
(だんだん課題が蓄積してきているので、さっさと消化しないといけない)
編入においての既修得単位の確認方法
確認方法の問い合わせ
なるべく早く卒業することが目的であったため、通信に編入学する際最も気をつけたのは編入により認定される単位数です。
そのため、まずは入学願書提出前に電話にて認定単位について問い合わせをするとから始めました。
大学からは
”メールにて専門学校の成績証明書を送ってもらえれば事前選考する”
”願書提出時は開封した成績証明書を添付して構わない”
という旨の回答がありました。
成績証明書を提出
専門学校卒業時に貰った成績証明書を開封し、問い合わせ窓口ページの「入学案内・入学手続」に入学希望コースを記載した上でメールを送付しました。
回答としては
”まず、ご出身の専門学校さんから、本学の募集要項の書類番号7「編入学基礎資格証明書」の発行が受けられることが前提になるのですが、この成績であれば、スペースデザインコース3年次編入学は可能です。”
というものがきました。
編入学資格が不安な場合
私が卒業した専門学校は建築の夜間コースでした。
3年次編入学が認められたということは、「入学を希望する方>入学・編入学の資格」というページに記載されている "専修学校の専門課程のうち、文部科学大臣の定める基準を満たすものを修了した方(2019年3月に修了見込の方を含む)で学校教育法第90条に規定された大学入学資格を有する方” かつ ”美術・デザイン系の場合" に該当したということだと思います。
自分自身では「建築の専門は美術・デザイン系なのか・・・?」という状態だったため、事前に問い合わせをして正解でした。
通信という体制だからなのか、メールや電話での問い合わせはスムーズに行うことができます。
入学してからも不安なことがある場合は、手元の資料で確認した内容で正しいかを学校によく問い合わせをします。自身では見落としている内容の指摘もしてもらえるので非常に助かっています。